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「停電対策に大容量ポータブル電源を検討しているけれど、DELTA ProとDELTA Pro 3、どちらを選べばいいのか迷っている」「価格差に見合う性能差があるのか知りたい」と考える方が多いのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、家庭用蓄電池として利用するのであればDELTA Pro 3が最適で、アウトドアや非常時のみに使用する場合はコストパフォーマンスを重視してDELTA Proを選んでも問題ありません。両機種の主な違いは容量や出力だけでなく、200V対応や切替分電盤対応といった「家庭での常時運用」を前提とした機能の強化にあるのです。
この記事では、実際に大容量ポータブル電源を家庭に導入した経験を持つ執筆者が、両モデルのスペック比較から実使用での違い、口コミまで詳しくご紹介します。比較を進めるうちに、どちらが自分のニーズに合うかがはっきりしてきました。あなたのライフスタイルに合った一台を選ぶ参考にしていただければ幸いです。
なぜ多くの人がDELTA Pro 3を選ぶのか

DELTA Pro 3は、前モデルのDELTA Proを「家庭用蓄電池レベル」に格上げした製品として位置付けられています。
容量は3,600Whから4,096Wh(約4kWh)に増え、定格出力は3,000Wから3,600Wへ向上しています。この増加により、同時に多数の家電を使用できる余裕ができ、停電時の安心感が格段に向上します。
注目すべきは、100V/200V(単相3線式)に対応した点です。エコキュートやIHクッキングヒーターなど、これまで利用できなかった200V機器も動かせるようになり、家庭全体のバックアップ電源としての実用性が大幅に向上しました。
切替分電盤にも対応しており、停電時には自動で家全体または選択した系統をバックアップできる仕組みが備わっています。これは、まさに「据え置き型の家庭用蓄電池」に近い運用を可能にする設計と言えます。自動で切り替わる安心感は、非常時に大きな心強さをもたらすと思います。
容量と出力の仕様比較
二つのモデルの基本的な仕様を比べると、次のような相違点が明らかになります。
容量と定格出力の比較
DELTA Proの容量は3,600Whで定格出力は3,000Wです。一方、DELTA Pro 3は容量が4,096Wh、定格出力が3,600Wです。約500Whの容量増加と600Wの出力向上は、単なる数値の変化にとどまらず、実際の使用感に差をもたらします。実際にどちらが自宅の電力需要に合うか、選択は重要です。
たとえば冷蔵庫(200W)・エアコン(800W)・電子レンジ(1,200W)・照明(100W)を同時に使用した場合、DELTA Proでは合計2,300Wとなり、定格出力3,000Wに対して余裕がやや限られます。
それに対して、DELTA Pro 3では3,600Wの出力があるため、さらに電気ポット(1,000W)やドライヤー(1,200W)などを追加しても対応できる余地があります。
X‑Boost機能の拡張
X‑Boost機能は、定格出力を超える家電を一時的に駆動させるための技術です。DELTA Proでは最大3,750Wまで対応していましたが、DELTA Pro 3では最大5,100Wまで拡張されました。
この拡張により、消費電力が大きい電子レンジやドライヤー、エアコンの起動時など、瞬間的に高い電力を必要とする場面でも安心して使用できます。
太陽光充電とそのスピードの比較
太陽光入力の向上
太陽光発電と組み合わせて使用する方にとって、入力性能は重要な要素です。
従来のDELTA Proは最大1,600W(ソーラーポート1つ)でしたが、DELTA Pro 3では最大2,600W(ソーラーポート2つ)に拡大されています。これは1,000Wの入力増加であり、日照時間が限られる日本の環境では非常に実用的な改良といえます。
たとえば、晴天時に400Wのソーラーパネルを複数枚使う場合、DELTA Pro 3では2つのポートに分散して接続できるので、パネル構成の自由度が向上します。将来的にパネルを増やす際も対応しやすい設計となっています。こうした柔軟性は、ユーザーが自分の生活スタイルに合わせて最適化できる点が魅力的です。
交流充電の速さ
DELTA Pro 3はX-Stream技術により、50分で0%から80%まで高速充電が可能とされています。この機能は、急な停電予報が出たときや、使用直後にすぐ再充電したい場合に大きな利点となります。
充電速度の速さは、ポータブル電源を「常に使える状態に保つ」ための重要な要素です。特に家庭で常設する際、充電待ちのストレスが少ない点は大きな魅力です。
バッテリーの寿命と拡張性
リン酸鉄リチウムイオンの採用
両モデルとも、安全性と長寿命で知られるリン酸鉄リチウムイオン(LiFePO₄)バッテリーを採用しています。電気自動車にも使われる高品質なバッテリーで、一般的なリチウムイオン電池より熱安定性が高いです。
サイクル寿命(80%残存容量まで)は、DELTA Proが3,500回で、DELTA Pro 3は4,000回とされています。毎日1回の充放電でも、約10年以上利用できる計算です。
拡張バッテリーで容量を増やす
DELTA Proは本体が3,600Whで、エクストラバッテリー2台を加えると最大10,800Wh(約10.8kWh)に拡張できます。
DELTA Pro 3は本体が4,096Whで、同じくエクストラバッテリーを組み合わせると最大約12,288Wh(約12kWh)になります。一般家庭の1日の電力使用量が約10〜12kWhとされているため、この容量があれば丸1日分のバックアップが可能です。実際にこの容量を想像すると、停電時の不安がかなり和らぎそうです。
さらに、家庭用連系など構成次第では約24kWhクラスまで拡張できるとされています。将来の増設を検討している方にとって、安心できる情報です。
家庭での活用に焦点を当てた機能
200V対応および切替分電盤
DELTA Pro 3がもたらす主な進化のひとつは、単相3線式100V/200V出力に対応したことです。
従来の DELTA Pro は 100V のみの出力でしたが、DELTA Pro 3 では 200V の機器も直接駆動できるようになっています(配線や工事は別途必要です)。そのため、エコキュートや IH クッキングヒーター、さらには一部の高出力エアコンといった 200V 専用家電も使用可能です。
さらに、切替分電盤に対応したことで、停電時に自動的に全宅または選択した回路をバックアップする「家庭用蓄電池」としての運用が実現しました。これにより、停電が起きても家族が気付かないうちに電源が自動で切り替わります。
UPS 機能の強化
電源切替速度は、DELTA Pro が 30ms 以内だったのに対し、DELTA Pro 3 では10ms 以内に短縮されています。これは「ほぼ無瞬断UPS」と呼べるレベルで、PC などの電子機器でも停電時の影響をほとんど感じません。
在宅でデスクトップ PC を使っている方や、家庭内にサーバーを設置している方にとって、この性能向上は大きな安心材料です。急な停電でも作業が途切れない点は、非常に心強く感じます。
静音性能とサイズ・重さの比較
重さの比較
DELTA Proの重量は約45kgですが、DELTA Pro 3は約51.5kgで、約6.5kg重くなっています。容量が増えたことが原因ですが、どちらも日常的に持ち運ぶには不向きな重さです。
したがって、「持ち運び重視」という視点から見ると、重量差はほとんど影響せず、どちらもキャスター付きのキャリーでの搬送を前提としています。むしろ、「室内設置・常時運転」を前提にすると、静音性が重要な要素になると言えるでしょう。
静音性能の向上
DELTA Pro 3は、出力が600W以下のときに約30dBの静音モードが搭載されているとされています。この音量は深夜の住宅街や図書館と同程度で、室内に設置しても日常生活に影響が少ないレベルです。静かさが保たれるので、夜間の使用でも周囲を気にせずに利用できる点が魅力です。
夜間に冷蔵庫や通信機器のバックアップ電源として利用したい場合、静音性は生活の質に直結する重要な要素です。この観点から、DELTA Pro 3は「長時間・長期間運転」を考慮した改良が行われていると言えるでしょう。
実際に使用した感想
私がDELTA Pro 3を導入したのは、自宅に太陽光発電システムを設置しており、卒FIT(固定価格買取期間終了)を迎えたことがきっかけです。売電価格が大幅に下がったため、「発電した電気を自家消費に回せないか」と考えました。導入を検討する価値があると感じます。
最初はDELTA Proも候補に挙げていましたが、将来的に200V機器(IHとエコキュート)をバックアップしたいこと、ソーラーからの入力を増やして充電時間を短くしたいことがあり、DELTA Pro 3を選択しました。
使用を開始してすぐに感じたのは、充電速度の速さです。晴天時にソーラーパネル(400W×2枚)を接続すれば、バッテリー残量が瞬時に上昇します。曇りの日でも2ポートがあるため入力が分散され、効率的に充電できていると実感できます。実際に数時間で半分以上の容量が回復する様子を見ると、充電性能の高さを実感せざるを得ません。
さらに、静音性の高さには驚かされました。設置場所は室内の物置ですが、冷蔵庫や通信機器に給電中でもほとんど音が聞こえません。以前使用していた小型発電機は音が大きく、夜間の使用は難しかったのですが、DELTA Pro 3ではその心配がありません。
重量に関しては、確かに51.5kgと重めです。しかし、「据え置き前提」で購入したため、移動はほとんど必要ありません。むしろ、重さが「簡単には動かない安定感」と感じられます。
期待していた点と異なったのは、切替分電盤の工事費用が別途必要だったことです。本体価格に加えて数万円の工事費がかかるため、総コストは事前に確認しておくべきでした。工事が完了すれば停電時の安心感が大幅に向上し、「これで台風シーズンも怖くない」と感じられるようになりました。
驚いた点は、アプリの使い勝手です。スマートフォンからバッテリー残量や入出力状況、充電予測時間などをリアルタイムで確認でき、外出先でも状態をチェックできます。長期的に運用する際にとても便利な機能だと感じます。
利用者の声をまとめました
DELTA Pro 3をご購入いただいた方々の感想を、良い点と気になる点の両側面からご紹介いたします。
高出力と安心感に関する声
充電速度と利便性に関する声
重量に関する声
価格に関する声
拡張性に関する声
DELTA Pro 3とDELTA Pro、どちらが自分に合うか
- 家庭用蓄電池として常設したい
- 200V機器(IH、エコキュート等)も動かしたい
- 太陽光発電と連携して自家消費を増やしたい
- UPS機能で在宅勤務のPC環境を守りたい
- 将来的な拡張を視野に入れている
- 主にアウトドアや車中泊で使いたい
- 100V機器のみで十分
- 初期投資を抑えたい
- 非常用としての使用が中心
- コストパフォーマンスを重視する
EcoFlowの公式見解では、家庭での蓄電に重きを置く場合はDELTA Pro 3、アウトドアや緊急時にコストパフォーマンスを重視する場合はDELTA Proを推奨しています。利用シーンと予算を照らし合わせて、最適なモデルを選ぶことが重要です。実際にどちらを選ぶか迷う方は、まずは使用シーンを具体的にイメージしてみると決めやすくなりますね。
要点まとめ
ここでは、DELTA Pro 3と従来のDELTA Proを比較する際の主要なポイントを整理いたします。
- 容量・出力:Pro 3は4,096Wh/3,600W、Proは3,600Wh/3,000W
- ソーラー入力:Pro 3は2,600W(2ポート)、Proは1,600W(1ポート)
- 出力電圧:Pro 3は100V/200V対応、Proは100Vのみ
- UPS性能:Pro 3は10ms以内、Proは30ms以内
- サイクル寿命:Pro 3は4,000回、Proは3,500回
- 重量:Pro 3は51.5kg、Proは45kg
- 静音性:Pro 3は600W以下で約30dB
家庭用の蓄電装置として、停電対策と太陽光発電の自家消費を同時に実現したい利用者には、DELTA Pro 3の性能が大きなメリットとなります。特に200V対応や切替分電盤への対応は、従来のポータブル電源では実現できなかった「家全体のバックアップ」を可能にする画期的な機能です。実際に自宅での蓄電を検討される方には、特にこの点が魅力的に映るでしょう。
アウトドアや車中泊、あるいは緊急時に時折使用する程度であれば、DELTA Proでも十分な性能を提供します。初期費用を抑えつつ、大容量かつ高出力のポータブル電源を手に入れることが可能です。
重量に関しては、どちらの機種も据え置き使用を想定した重量となっており、頻繁に持ち運ぶ用途には向きません。その代わり、容量と出力に余裕があり、長期間の運用でも信頼性の高い設計が施されています。
2026年5月22日時点でのDELTA Pro 3の販売価格は665,500円(税込)ですが、クーポンを利用すると366,025円になるキャンペーンが実施されています。価格や在庫は変動する可能性があるため、購入を検討される際は最新情報をご確認ください。
ご自身のライフスタイルや利用目的に合わせて、最適な機種をお選びいただければと思います。どちらを選んでも、EcoFlowの高品質と5年保証により、長期間安心してご利用いただけます。
プロモーション情報
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DELTA Pro 3
665,500円(税込)
2026年5月17日現在の価格
楽天における評価は4.5点(6件)※2026年5月17日時点
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