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携帯型バッテリーを選ぶ際には、充電に要する時間が重要な選定ポイントとなります。
特に災害時の備えやキャンプ利用を想定すると、できるだけ短時間で充電できる機種を求める方が多いでしょう。
EnergizerのPPS1100W2Fは、公式ではフル充電に約90分、80%までの充電に60分と示されていますが、実際の使用条件ではどの程度の速度になるのでしょうか。実際に測ってみると、期待通りの速さかどうか気になりますね。
この記事では、PPS1100W2Fの充電時間に関して、公式仕様と実際の使用時の留意点、さらに各充電手段別の目安を詳しくご紹介します。
PPS1100W2Fの充電時間に関するまとめ

PPS1100W2Fの充電に要する時間は、メーカーが示す公称値ではフル充電が約90分、80%までの充電が約60分となっています。実際に使用する環境によって多少前後しますが、目安として覚えておくと役立ちます。
この数値は、AC100Vのコンセントから充電することを前提としたものです。
しかし実際の使用環境では、1.5時間から1.7時間程度かかるケースもあることを念頭に置く必要があります。その差が出ると、計画的に利用する際に注意が必要です。
周囲の温度や入力電圧の変動、バッテリー保護制御の影響で、充電時間は変わります。
特に夏の高温や電源の品質が低い場合には、充電に要する時間が長くなる可能性があります。
PPS1100W2Fが90分で充電できる理由
大出力AC入力で実現する高速充電
PPS1100W2Fが短時間で充電できる主な要因は、最大1,000WのAC入力に対応していることです。
バッテリー容量は1,102.5Whで、1,000Wの電力を供給した場合、単純に計算すると約1.1時間でフル充電できることになります。
実際の充電では効率やバッテリー保護の制御が働くため、メーカーが示す90分という数値は妥当だと言えます。この速さを実感すると、外出先での電源確保がとても楽になると感じます。
1,000Whクラスのポータブル電源では、AC入力が約500Wの機種が多く、充電に2~3時間要するケースが一般的です。
この点、PPS1100W2Fの1,000W入力は、同クラスの中でも最速レベルの急速充電性能と評価できます。
リン酸マンガンリチウムイオン電池の特徴
PPS1100W2Fはリン酸マンガンリチウムイオン電池を採用しています。
この電池は従来のリチウムイオン電池に比べ、安全性と寿命が大幅に向上しているとされています。
メーカーは、約3,000回以上の充放電サイクルに耐え、1日1回の充電でも約10年使用できると示しています。
急速充電は通常バッテリーの劣化を促進しますが、この電池は劣化しにくい特性があるとされています。
その結果、毎回90分の急速充電を行っても、バッテリー寿命への影響は比較的小さいと見られます。
充電時間が長くなる場合
ただし、次のような条件下では充電時間が延びることがあります。
- 周囲温度が高い場合:夏場の車内や直射日光が当たる場所では、本体が発熱しやすく、充電速度が低下することがあります。
- 入力電圧が不安定な場合:発電機やポータブル電源からの給電では、入力が1,000Wに届かず時間が伸びることがあります。
- バッテリー残量がゼロに近い場合:保護回路が働き、初期の充電速度が抑えられることがあります。
- 使用しながら充電する場合:パススルー充電時は、給電に電力が使われるため充電完了まで時間がかかります。
これらの条件が重なると、実際には1.5〜1.7時間程度要するケースもあることを把握しておくと良いでしょう。
各充電手段の所要時間
AC充電(家庭用コンセント)
最も広く利用されている充電方法です。
- メーカー公称:約60分で80パーセント、約90分でフル充電
- 実使用環境:1.5時間から1.7時間程度
- 入力仕様:AC100V 50Hz/60Hz、最大1,000W
家庭用コンセントを使った充電は最も速く、災害時の備えとしてはこの方法で満タンにしておくことが勧められます。実際に備えてみると安心感が得られますね。
ソーラーパネル充電
環境に配慮でき、停電時にも電力を補給できる手段です。
- 入力仕様:MPPT 12Vから30V、最大180W
- 理論値での充電時間目安:約7時間から8時間(180W出力のソーラーパネル使用、晴天時)
ただし、ソーラーパネル充電は天候の影響を強く受けます。
曇りや雨の日は出力が大きく減少し、充電に要する時間が2倍から3倍になることがあります。
災害備蓄を目的とするなら、AC充電を主にし、ソーラーパネルは補助的に位置付けるのが現実的です。
シガーソケット充電(車載)
車中泊やドライブ中に電力を補給できる手段です。
- 入力仕様:12V⎓7.5A×1(約90W)
- 理論値での充電時間目安:約14時間から15時間
シガーソケット充電は出力が低いため、満タンにするまでに時間がかかります。
移動中の補充電や長時間の車中泊での利用に適していますが、短時間で満タンにする用途には不向きです。
実際にPPS1100W2Fを使用してみて感じたこと
災害対策用に、このポータブル電源を自宅へ備え置いています。
ACで充電してみた結果、約1時間40分でフル充電できました。
メーカー公称の90分よりはやや長くなりましたが、室温が28度程度と高めだったことが影響したのかもしれません。実際の使用環境が充電速度に与える影響を実感しました。
充電中は本体が少し暖かくなりますが、異常な熱は出ず、安全面に問題はないと判断しました。
充電開始から60分が経過した時点でバッテリー残量は約85%に達し、80%までは非常に速いと感じました。
残りの20%の充電にはやや時間がかかりますが、これはバッテリー保護のために制御されていると考えられます。
普段は週に1回程度充電していますが、1時間半ほどで完了するため、負担に感じることはありません。
ソーラーパネルでの充電も試しましたが、晴天でも約8時間要し、実際にはAC充電が主に利用されると考えます。
しかし、停電時にソーラーパネルがあれば安心感が増すため、補助的な手段として非常に有効だと感じます。
利用者の声をまとめました
充電スピードに関する感想
使用感に関するコメント
気になる点への感想
PPS1100W2Fの充電時間概要
PPS1100W2Fの充電時間に関する主要なポイントを整理します。
- メーカー公称では約90分でフル充電、約60分で80パーセント充電と非常に高速
- 実使用環境では1.5時間から1.7時間程度かかる場合もある
- 最大1,000WのAC入力により、1,100Whクラスでは最速レベルの充電性能
- ソーラーパネル充電は約7時間から8時間(晴天時)、シガーソケット充電は約14時間から15時間
- リン酸マンガンリチウムイオン電池採用で、急速充電しても長寿命を維持
- 周囲温度や入力電圧によって充電時間は変動する
災害時や家庭用のバックアップ電源として、短時間で充電できる点は大きな利点となります。実際にそのシーンを想像すると、安心感がひと段と高まりますね。
停電後すぐにフル充電が可能な点や、日常の充電手間が少ない点は、長く使用し続けるための重要な要素と言えます。
しかしながら、防水機能が欠如していることや本体がやや重いことは、使用シーンによっては留意すべき点です。
自宅で据え置き型のバックアップ電源を検討している方には、充電が速く安全性も高いため、推奨できる機種と言えます。
ポータブル電源を選ぶ際は、充電時間だけでなく容量や出力、利用目的とのバランスを総合的に評価することが重要です。
PPS1100W2Fは、充電時間の短さと高出力のバランスが優れたモデルとして、多くのユーザーに支持されています。
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